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英Beazley社、Guidewireソリューションと ロイズ市場の電子保険金請求処理システムとの統合を完了
6月 30, 2020

英Beazley社、 Guidewireソリューションと
ロイズ市場の電子保険金請求処理システムとの統合を完了
高い費用効果と迅速な処理でTCO(総保有コスト)削減を実現

2020年6月30日、ロンドン – 特殊保険を扱うBeazley社(本社所在地:イギリス、代表取締役:アンドリュー・ホートン)と、損害保険会社の効率的な顧客エンゲージメント、イノベーション、成長を実現するソリューションを提供するGuidewire Software, Inc. (本社所在地:アメリカ、CEO:マイク・ローゼンバウム、以下Guidewire社)、および Guidewire PartnerConnect™コンサルティングパートナーであるソラーズコンサルティング株式会社(本社所在地:ポーランド、代表取締役社長:ミハウ・トロヒムチュク、以下ソラーズ)は、本日、Beazley社においてGuidewire社の ClaimCenter™で強化された保険金請求処理部門の変革プロジェクトの成功を発表しました。

本プロジェクトにより、ClaimCenter は、ロンドン市場で使用されている電子保険金請求処理システム(以下、ECF)と完全に連携されています。Beazley社は予てより ロンドン市場に対応した保険金請求処理機能を搭載した Guidewireソリューションを使用していましたが、この度、Guidewire社との連携により、既存システムにECFライトバックを追加しました。これにより、ロイズ・シンジケートとロンドン市場の各企業は、承認済みデータへのアクセスの拡充、透明性、個々にパーソナライズされた業務画面のビュー、保険金請求処理業務ライフサイクルの大幅な効率性の向上など、様々な利点を享受することができます。

「ロイズ構想(ロイズ・ブループリント)の立ち上げや、コロナの影響を受けた今後のビジネスの進め方の思想に共通するのは、効率性の向上と業務自動化の促進を通じ、お客様により大きな価値とサービスを提供することに重点が置かれていることです。この ECF 統合イニシアチブはまさに、こうしたニーズに対応しており、意味深いものだと自負しています。」と、Beazley社クレームサービスグループ長、ベス・ダイアモンド氏 は述べます。

同社グループ・クレームプラットフォーム・リーダーのスティーブ・フラッド氏は、「ECF ライトバックのリリースは、当社の2度目のシステム導入プロジェクトの最終段階として行われました。 保険金請求処理業務データと文書リポジトリへの高速アクセスにより、すでに業務の生産性が大幅に向上しています。取引における限度額認証が即座に行える点も今回のシステム実装で実現するメリットの1つであり、運用管理能力を強化しています。また、このシステムが確立できたからこそ、将来のクラウド移行に備えた戦略と体制を整えることができます。」と、本プロジェクトの成果を強調しました。

ソラーズ、パートナーのグジェゴシュ・ポドレシニは、次のように述べます。「Guideiwre社のECFライトバック統合を市場でいち早く実現したことで、業界標準の発展に貢献する機会を得ました。Guidewire社と10年以上協力関係を築いてきたインテグレーターとして、私たちは、思い切った革新的なアプローチには、それだけ大きな収穫と価値があることだと学びました。私たちは、ECF と保険市場リポジトリ (IMR) との密接な相互作が保険ビジネスにもたらすメリットを十分に理解しているため、技術的な観点とビジネスの観点の両方からこのプロセスをサポートさせていただきました。結果、Beazley社様 のコア業務の自動化促進にお役に立てたことを嬉しく思います。 私たちは、Guidewire社が提供するソリューションがロンドン市場においてトップクラスの質と大きな価値をもたらすものだと信じており、他のマネージング・エージェントと協力しつつ、より多くの企業様にも保険引受業務や保険金請求業務において同様の成功体験をご提供できればと願っております。」

また、Guidewire社副社長兼EMEA地域プロフェッショナルサービス統括のマーク・ウィリアムズ氏からは次のようなコメントが寄せられました。「 Guidewire ClaimCenter のアップグレードにより、伝統的に紙での作業に強く依存していた保険金請求処理業務をデジタル化したことで、明らかなメリットを実感いただけたのは大変喜ばしいことです。Beazley社はこれまでも先駆的な商品開発アプローチで市場でも名を知られていますが、この度、同社が掲げるロンドンマーケットのデジタル化とモダナイゼーションを支援する立場から、そのプロセスの一部として貢献できたことを光栄に思います。」