ソラーズコンサルティング株式会社(以下、ソラーズ)は、2024年11月28日(木)、東京都千代田区神田スクエアにて、東京拠点設立以来初となる保険業界向け対面イベント「Sollers InsurTalk 2024」を開催しました。本イベントは、保険業界を取り巻く環境とそれに対応するためのIT活用について、業界関係者の方々が集いオープンな意見交換を行う場として、ソラーズの欧州各拠点で10年以上にわたり催されてきたものです。この度の「Sollers InsurTalk 2024」はその日本版として、記念すべき第一回を迎えました。
イベントの模様
50名を超える保険業界関係者が集まり、ビジネスとITの垣根を越えて活発な議論が交わされました。特に、保険基幹システムにおけるパッケージソリューションの導入をテーマにしたパネルディスカッションは参加者から大きな関心を集めました。
「OOTB導入」を成功に導く方法を議論
第1部のプレゼンテーションでは、ソラーズのコンサルタント、鶴岡一輝が「なぜOOTB(Out-of-the-box)導入*はうまくいかないのか」をテーマに講演を行いました。世界各国のプロジェクト実績を基に、パッケージソリューションに対する考え方や、プロジェクト時にカスタマイズを抑制する仕組み、また要件定義のアプローチなどを変えることによってOOTB導入をさらに促進できると述べました。
業界リーダーによる白熱のパネルディスカッション
第2部のパネルディスカッションでは、アクサ損害保険株式会社 取締役デピュティCEOの原田 保氏、SOMPOシステムズ株式会社 損保システム第四本部 本部長の新栄 建裕氏、イーデザイン損害保険株式会社 IT企画部 マネージャーの大塚 丈晴氏をゲストに迎え、パッケージソリューション導入における課題や工夫について議論が行われました。
参加者からは、「ビジネス部門・システム部門・システム会社の3つの視点から、具体的な課題や解決策が聞けて大変参考になった。」「現場の生々しい話を共有していただき、とても有益だった。」といった声が寄せられ、大きな反響を呼びました。
対面イベントならではの魅力と高い満足度
イベント終了後に実施したアンケートでは、参加者から「保険業界人が一堂に会する貴重な機会でした。」「対面開催ならではの臨場感があり、議論の理解が深まりました。」などの感想が寄せられました。
また、「ぜひ毎年恒例のイベントにしてください。」という要望も多く、参加者の高い満足度を感じる結果となりました。ソラーズでは、こうしたご期待に応えるべく、さらなる取り組みを進めてまいります。
*パッケージソリューションを最小限のカスタマイズで導入すること
InsurTalkイベントは、保険業界におけるIT活用の最前線を共有する場としてこれからも進化を続けてまいります。次回イベントの情報は、公式サイトなどで随時お知らせします。
詳細は以下よりお問い合わせください。
Sollers InsurTalk イベント公式ウェブサイト:https://insurtalk.sollers.eu/
お問合せ先:[email protected](Sollers InsurTalk イベント事務局)